このブログにはサイトマップや初めて訪れた方へ
一体ここが、どういった趣旨のSMサイトか明記されておらず
ちょっと不親切だなあと我ながら思っています。
「書きたい事を、書きたい時に、書きたいように書く」
ということを心がけておりますが
いざ文章をこの日本語というものにすると、
自分の頭の中にあった書きたいことと違って見えたりするような事があるから不思議です。
何度か初めて訪れる方への文章を書こうとしたのですが
私自身S女として正直なことを書くと
SMファンタジーやFemdomの世界観のような男性の夢を壊しそうなので躊躇します。
男性の男性による男性のための世界観であればまだいいのですが
きっと女性が喜ぶだろうと考えてこうなったんだろうなあと
気遣いが見えるものに関しては…
伝えたくてたまらないソレジャナイ感と罪悪感とで
こんな感じになっています。
SMを切り離して、こういうタイプの変態です!
と割り切ってしまえばいいのですが・・・
それだとただの性格の悪い人間なので、サディストなんですしょうがないんです
と言い訳にしたいのかもしれません。
さて、今回の記事を書くきっかけはこれでした。
ごんぎつね
です。
(あらすじ)
ごん - ひとりぼっちの小狐。いたずら好き。
兵十(ひょうじゅう) - ごんのいたずらの被害者の一人。
加助 - 兵十の知り合い。
両親のいない小狐ごんは村へ出てきては悪戯ばかりして村人を困らせていた。
ある日ごんは兵十が川で魚を捕っているのを見つけ、兵十が捕った魚やウナギを逃すという悪戯をしてしまう。
それから十日ほど後、兵十の母親の葬列を見たごんは、あのとき逃がしたウナギは兵十が病気の母親のために用意していたものだと悟り、後悔する。
母を失った兵十に同情したごんは、ウナギを逃がした償いのつもりで、鰯を盗んで兵十の家に投げ込む。
翌日、鰯屋に鰯泥棒と間違われて兵十が殴られていた事を知り、ごんは反省する。
それからごんは自分の力で償いをはじめる。しかし兵十は毎日届けられる栗や松茸の意味が判らず、加助の助言で神様のおかげだと思い込むようになってしまう。それを聞いてごんは寂しくなる。
その翌日、ごんが家に忍び込んだ気配に気づいた兵十は、またいたずらに来たのだと思い、ごんを撃ってしまう。
兵十がごんに駆け寄ると土間に、栗が固めて置いてあったのが目に留まり、はじめて、栗や松茸がごんの侘びだったことに気づく。
「ごん、おまえ(おまい)だったのか。いつも、栗をくれたのは。」と問いかける兵十に、ごんは目を閉じたままうなずく。兵十の手から火縄銃が落ち、筒口から青い煙が出ているところで物語が終わる。
wikiより
小学生の時に読んだ私の感想は恐らく皆さんと同じ
フンフンきつね可哀想だね、で終わりだったのですが
素晴らしい感想を提出した女の子がいて話題になっています。
姪っ子のごんぎつねの感想が問題になっているんだが・・・
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3774721.html
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:11:26.76 ID:0SLw7FB7O
全文まるまるは無理だから要点かいつまむ
・やったことの報いは必ず受けるものだ
・こそこそした罪滅ぼしは身勝手で自己満足でしかない撃たれて当たり前
勿論身勝手やら自己満足なんてワード実際に使っちゃいないぞ
文章読んで端的に言うとそういいたいんだろうってことな
特に二つ目が物議を醸しているらしい・・・
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:26:38.51 ID:0SLw7FB7O
なんつーか姪いわく男が最後まで辛いだけじゃんって言いたいらしい
おかん死んで、色々運んでたキツネを自分が殺しちゃって悲しんでで
んでどれも原因は結局このキツネの行動のやり方のせいだと
この女の子の感想についての他の方の感想はリンク先をご覧下さい。
面白かった。
私はごんぎつねのストーリーをうろ覚えのままこの女の子の感想を読んだので
後からあらすじを読み返して
確かにこの女の子の言う通りだ、としか思えませんでした。
学校の先生は、キツネが死んで可哀想と思えない女の子を問題視しているようです。
確かに何度も謝ろうとしたのに通じなくて
再びいたずらをしに来たと猟師に勘違いされて撃たれてしまうのは可哀想ですね。
しかし反抗心が目覚める中学生でもないのだし
私にはこの女の子が、狐が可哀想なんて当たり前田の缶コーヒー程度に分かっていると思うのです。
最後に狐は自分の本心が伝えられたと嬉しく死んでいきますが
ずっと気持ちを伝えたかった相手が更に悲しむという事を知ったなら
本懐を遂げたとは言えないでしょう。
しかし実際はそうである;;
この女の子の言う通りきちんと最初から正々堂々と謝るべきだったんだよ!
しかし狐は動物であるのでこういった行動でしか
表しようがなかったのでした。
なんという悲劇なんでしょう。
悲劇王のシェイクスピア君もまっつぁおです。
どやー!日本すごいじゃろ!
私にはですね、このお話と昨今のFemdom情勢を鑑み
なんとなく重なる部分があるなと感じたのです。
いやね、気遣いあって、気疲れして、関係が終わるってよくある話じゃないですか。
想い合ってるのに、気持ちのすれ違いとか
そんなの日常の人間関係でも避けられるものじゃありません。
思うに、こんな結末、誰も望んじゃいなかった!という救いようのない悲劇は
そういった現実の問題に対する教訓にしてね✩というものだと思うのです。
幸いにして我々には日本語がありますから あいうえお!
ちゃんとコミュニケーションとったらいいんだと思います。
このワールドワイドウェブの上でも、匿名でもなお
SとMを演じ合って気遣い合っているような
心苦しい事は抜きにして
感じたままに自由に書いて発信したら
楽ちんでいいってもんですよ。
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